2026.04.27
【今塗装は正解?】ホルムズ海峡問題(ナフサショック)と塗装業の実態を社長に質問!
こんにちは、馬渕塗工スタッフのTです。
先日弊社代表のインタビューが中部経済新聞、岐阜新聞に掲載されました。ご覧いただいた皆様、誠にありがとうございます。
インタビューにもあったように現在、塗装業界は「深刻な塗料不足」に直面しており、塗料代・施工費共に値上がりの一途を辿っています。
しかし“家のメンテナンス”は必要不可欠ですし、放置しておけば着実に劣化は進みます。
それでも今やるべきなのか?
この情勢が落ち着いてから依頼すべき?
海峡問題と「塗装業界の実情」について弊社代表にぶっちゃけ本音で直接インタビューしました。
この記事でわかること
ナフサショックが外壁塗装の費用にどう影響しているのか
塗装費用が上がるのが「仕方ない理由」
今から塗装を依頼しても問題ない理由
費用が上がっている今、発注前に注意しておくべきこと
ナフサショックで「塗装業界」に何が起きている?
ナフサショックは、原油精製の過程で得られるナフサ(石油化学工業の原料)の供給が、中東・ホルムズ海峡の封鎖によって滞り、世界的に価格が急騰している問題です。
塗料・シンナー・シーリング材はいずれもナフサ由来のため、外壁塗装業界は直撃を受けています。まずは現場の実感から聞きました。
塗料やシーリング材はどれくらい値上がりしている?
T:現場として正直なところ、今どのくらい材料の価格が変わっていますか?
馬渕:いやー、大分頭を抱えてます。シンナー類は軒並み入荷できないし、塗料も出荷制限と納期未定ばかりで。消耗品まで出荷制限になっていて、おまけに来月からまた塗料代が値上がりするようで。本当に商売あがったりって感じですよ。
数字で言うと、業界全体では塗料・シンナーが最大80%の値上がり、断熱材も40〜50%上がっているとされています。我々が使っている関西ペイント・日本ペイント・アステックペイントも同じ流れで、1缶から変わってきていますよ。シーリング材(コーキング)も同様です。
T:ウッドショックのときと比べてどうですか?
馬渕:ウッドショックよりキツいと感じています。あのときは木材だけだったけど、今回は石油から作られる材料が全部動いていて。塗料もシンナーもシーリングも、外壁塗装で使う「主要材料」がまとめて値上がりしているので、影響の範囲が全然違うんだよね。
もっというと塗装で使うハケやローラー、あの辺りもプラスチック製品なので軒並み品薄で。
【ナフサとは何か】施主への説明として押さえておきたいこと
施主様から「ナフサって結局なんですか?」と聞かれることがあります。 簡単に言うと、ナフサは原油を精製するときに得られる石油化学工業の原料で、プラスチックや合成繊維、塗料・シンナー・シーリング材など、身のまわりの多くの製品の原料になっています。
中東のホルムズ海峡が封鎖されたことで石油の輸送ルートが滞り、このナフサの供給が世界的に不足する、それが「ナフサショック」の正体です。 外壁塗装に使う材料の多くがナフサ由来のため、私たち塗装業者には非常に直接的な影響が出ています。
塗装費用が上がるのが「仕方ない」と言える理由
施主様から「値上がりしているのはわかったけど、業者が便乗しているだけでは?」と聞かれることもあります。ここからは、費用が上がる理由をコスト構造から代表馬渕に聞きました。
塗料代は「工事費の約3割」を占める、だから材料高騰が直撃する
T:実際に「塗装代」ってナフサショックの影響を受けてるんです?
馬渕:まず知ってもらいたいのが、塗装費用の約2〜3割は「塗料を含めた材料費」なんです。
残りは人件費や足場代ですが、材料だけで3割を占めている上に、その材料が最大80%高くなっているわけなので、これは工事費に直接影響してきますよね。
当社ではデジタル秤でメーカー規定の塗布量を必ず守っているんですが、それは塗料が「半製品(希釈料を守るべき素材)」だからなんです。
希釈率や塗布量を守って初めて本来の性能が出るもので、費用を抑えたくて塗布量を削ったり、薄めすぎたりしたら“塗装の意味”がなくなってしまう。
材料費が上がっている今こそ、そこは妥協したくないと思っています。
ウッドショックより広い影響範囲、なぜ今回は深刻なのか
T:「ウッドショックのときは、結局大したことなかった」という声もあります。今回は違います?
馬渕:今回は違うと思っています。ウッドショックのときは木材だけでしたが、今回は石油由来の建材が全部です。
外壁塗装で言えば、塗料・シンナー・シーリングの三つが同時に動いていて、価格だけでなく「そもそも仕入れられない・納期が未定」というのが今の現実なんですよ。
塗料が手に入らなかったら施工自体が止まることになるので、業者としては本当に頭が痛い話ですよ。
「足場代」も上がっている、2024年の法改正について
T:ナフサ以外にも要因がありますよね。「2024年の法改正」もその一つかと思います。
馬渕:そうなんです。2024年に足場の法改正があって、本足場(複数掛け)が義務化されたんですよね。(当社のHPにも記載がありますけど)
これで足場代も20〜30%程度上がっています。
今の見積もりは、ナフサショックによる塗料・シーリング材の値上がりと、足場義務化による足場代の上昇が両方重なっているので、以前の見積もりと比べると金額が変わっていて当然なんですよ。
足場義務化の詳細と施主への具体的な影響については、こちらの記事でも解説しています。
“今から”塗装依頼しても大丈夫?
費用が上がっているとなると、「もう少し待てば落ち着くのでは」と思う施主様も多いです。ここが最も聞きたいポイントだったので、率直に聞いてみました。
「待てば下がる」は本当か?現場から見た待つリスク
T:施主様から「少し様子を見ようか」という話もよく出ます。待つのはどう思いますか?
馬渕:気持ちはわかるんですが、今回のナフサショックはホルムズ海峡の封鎖という地政学的な問題が根っこにあって“いつ解消されるか”正直見通せないんですよね。
ウッドショックのように「しばらく待ったら落ち着いた」という展開になるかどうか、今の時点では言い切れないですし。
それに、待っている間も“外壁の劣化”は進みます。
タイミングを逃すと補修が必要な箇所が増えて、最終的な工事費が上がる可能性もある。費用が高いから待とうと思っていたら、外壁の傷みが進んでかえってトータルコストが増えた…そういうケースも出てくると思います。
なので「漠然と待つ」というのはあまりおすすめしないですかね。
T:お客様にも伝えにくいところですよね。
馬渕:そうですね。でもだからこそ正直に「待つことにもリスクがある」という話はするようにしています。理由を持って判断してほしいんですよね。
代表に「今動くべき理由」を率直に聞いてみた
T:ズバリ聞きますが、今から塗装を依頼しても大丈夫ですか?
馬渕:大丈夫ですよ。費用は確かに上がっていますが、外壁を守るという塗装本来の目的は変わらないので。
外壁は常に紫外線・雨・温度変化にさらされていて、定期的なメンテナンスが必要な部位ですよね。その意味では、今から依頼することに問題はないと思っています。
ただ正直に言うと、費用が上がっている状況で「とにかく安くやってほしい」という方には少し難しい状況かもしれない。見積もり額が以前より上がることは事実なので、そこと向き合える方であれば、今動くことにためらう必要はないと思います。
こういう時期だからこそ「どれだけ安くできるか」よりも『信頼できる業者に適正な費用で依頼できるか』の方が大事になってくると感じています。塗装は5年〜10年後に差が出る仕事なので。
T:費用より「業者の質」を見極めることが今は重要ということですね。
馬渕:そうですね。費用が上がっている今こそ、なぜこの費用なのかを説明してくれる業者を選んでほしいと思っています。
今から塗装を進める上で注意しておきたいこと
「今から動くことに問題はない」とわかったところで、実際に発注前に知っておきたい注意点を3つまとめました。
「安すぎる見積もり」が危ない理由、希釈率・塗布量を守らない業者の見分け方
T:材料費が上がっているのに「明らかに安い見積もり」を出している業者はどう見ていますか?
馬渕:材料費が上がっているのにお値段そのままを維持するには、どこかで帳尻を合わせるしかないんですよね。
職人に適切な報酬を払わない
実はグレードの低い塗料(見積もりと違うもの)を使う
希釈率や塗布量を削る
このどれかだと思っています。
特に「希釈率・塗布量を削る」のは、施主様側からは見えにくいのが問題で。
塗料は半製品なので、規定を守って初めて本来の性能が出る。塗布量を削れば当然耐久性も落ちます。5年・10年後に剥がれが出てきても、その時点では対処が難しいですよ。
見積もりをもらったら、塗料名・使用量・希釈率がきちんと記載されているか確認してみてください。それが書かれていない見積もりは、少し慎重に見た方がいいと思います。
見積もりを確認する際の具体的なポイントは、こちらも参考にしてください。
着工まで時間がかかる場合がある、早めに動くことの意味
T:今、依頼が集中してきていますが、着工までの期間はどうお伝えすればいいですか?
馬渕:正直に言うと、繁忙期は数ヶ月〜それ以上お待ちいただくことがあります。
当社では1軒1軒丁寧に仕上げることを優先しているので、次のお客様への着工もその分後ろにずれていくんですよね。去年も岐阜市のお客様が8ヶ月待ってくださって、待つ価値があったと言っていただいたけど、それが実態です。
施工時期に希望がある方は、早めに動いてもらえると助かります。ただ「雨漏り」など緊急を要する場合は別で、その際はスケジュールを調整するのでまずご連絡ください。
▲岐阜市 M様からのお客様アンケート
T:早く動くほど、選択肢が広いということですね。
馬渕:そういうことです。待ってから動こうとすると、希望の時期に間に合わないケースも出てきますから。
通常の費用相場を把握した上で、値上がり幅を正しく判断する
T:現在の適正な費用の目安として、施主様にはどのくらいをお伝えしていますか?
馬渕:岐阜県で30坪(総2階)の外壁塗装なら、150万円〜200万円程度が適正価格の目安だと思っています。塗料の性能を最大限に活かした施工をする、という前提ではありますが。
“50万円・60万円でできます”という見積もりも耳にしますが、今の材料費・足場代の水準でその価格を実現するには何かを削るしかない。
値上がりの背景を知った上で見積もりを比較してもらえると、判断しやすくなると思いますよ。
とはいえ…、「初めて塗装をする方」にとっては『何を決めるべきか』『何に注意すべきか』なんてわからないと思います。あくまで“いち塗装業者”の考えとして、施主の皆様に知っておいてもらいたいことをこちらのページにまとめました。
「今まさに、塗装を検討中」という方はこちらもぜひご覧いただければと思います。
関連ページ:『初めて塗装をする方へ|岐阜で外壁・屋根塗装は馬渕塗工』
「情勢的に、今すぐ契約を!」という売り文句にも注意を
最近『現地調査に来た業者から「今契約しないと、塗料が確保できなくなるよ!」と急かされた…』という相談が増えています。
T:「ナフサショックを切り口に営業された…」という相談、代表の耳にも入るものですか?
馬渕:はい、私のところにも同じような相談がくることが多くなりましたよ…。ただ結論からいうと、これは塗装業者の「急かしセールスの常套句(じょうとうく)」というか、口実でしかないですね。
先ほども話したように、塗料はしっかりと分量を守らないと本来の機能を発揮できないんでよ。つまり使っては買い、買っては使って…という「消耗品」なんです。もちろん何年も職人をやってると『あとどれくらいで無くなるな』という予想はつくんですが、昨今は、これまでと違って『仕入れの予想』の検討が付かないんですよ。
塗料の仕入れ状況はどの業者も大差ないですし、「うちだけが今日材料を確保できる」なんて状況ではないんです。
ナフサショックで材料不足が報道されているのを利用して、施主様の不安につけ込んだ“トレンドセールス”というか。
T:「今日決めないと損する」という状況を作り出して、冷静に判断させないようにしているんですかね。
馬渕:そういうことだと思いますよ。
それから「焦って契約しちゃった」というだけならまだ良いんですが、一番注意してもらいたいのが、焦って契約した結果、後から『話が違う…!』という部分が出てくる場合。
たとえ急かされたとしても、契約を結んでいる限りは、そこに抜け漏れや不備、説明不足があっても“塗装業者の落ち度”になりづらいんです。
T:急かされたと感じたら、その日は決めない方がいいですよね。
馬渕:持ち帰ってもらって大丈夫ですし、むしろ持ち帰ってしっかり検討してください。塗装は安い買い物じゃありませんから。
まとめ:ナフサショックでも「塗装のタイミング」は今が正解
今回の対談では、ナフサショックが外壁塗装の費用に与える影響と、それでも今から動くことに問題はないという馬渕の考え方をお伝えしました。
この記事のポイント
塗料・シンナー・シーリング材はすべてナフサ由来のため、今回の価格高騰は外壁塗装に直撃している
塗料・シンナーは最大80%、断熱材は40〜50%値上がりしており、費用上昇はコスト構造上の必然
2024年の足場義務化も重なり、塗料代・足場代ともに20〜30%程度上がっている
待てば下がるとは限らず、その間に外壁の劣化が進むリスクもある
安すぎる見積もりには希釈率・塗布量の削減が隠れている可能性があるため要注意
馬渕塗工では、塗装歴20年以上の代表が自ら現場に立ち、デジタル秤で塗料を作成し、メーカー規定の塗布量を守った施工を行っています。費用が上がっている今も、塗れた状態をつくるという姿勢は変わりません。
費用感も含め、まずはお気軽にご相談いただければ幸いです。
2024.05.29
【施主への影響は?】4月からの「本足場の義務化」の背景と変更点を解説!
2024年4月から、厚生労働省による「本足場の義務化」に関する新しい規制が施行されます。これにより、建設現場における足場の使用方法や管理体制が大きく変わります。
本記事では本足場の義務化の概要や、それによる変更点について詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
そもそも「本足場の義務化」とは?
2024年4月1日から施行される労働安全衛生規則の改正により、建設現場での「足場設置」に関する新たな規制が導入されます。この改正により、幅が1メートル以上の箇所では、原則として本足場(ほんあしば)の使用が義務付けられます。
参考:『足場からの落下防止措置が強化されます|厚生労働省』
従来は”一側足場でもOK”だった
一側足場(ひとかわあしば)とは、建築物の外壁面等に沿って建地(支柱)を一列設置して組み立てる足場のことを指します。
狭いスペースや建物に近接した場所でも設置しやすく、コストが安く、設置も簡単というメリットがありますが、安全性が低く、手すりの設置が難しいため、転落事故が発生しやすいのが課題です。
一側足場については下記記事でより詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。
4月以降「本足場の設置」が義務に
本足場とは、建築物の外壁面等に沿って建地(支柱)を二列設置して組み立てる足場のことを指します。
二側足場(ふたかわあしば)とも呼ばれ、足場の基本形として広く使われています。二本の支柱の間に作業板を渡すため、比較的広い作業面を確保でき、安全性や作業性が高いのが特徴です。また、手すりの設置も可能であり、墜落・転落災害の防止に優れています。
義務化の背景は「墜落・転落事故」を防ぐため
この法改正の背景には、建設現場における墜落・転落事故の多発が挙げられます。
建設現場で使用される足場は、高所作業を行うための重要な設備であり、安全性の確保が最優先されるべきです。しかし、一側足場は支柱が片側のみであるため、安定性に欠け、作業中にバランスを崩しやすい構造となっていました。その結果、多くの労働者が墜落や転落事故に巻き込まれ、深刻な怪我や命を落とすケースが後を絶ちませんでした。
本足場の義務化は、こうした事故を未然に防ぐための措置です。本足場は両側に支柱があり、作業床の安定性が高く、安全に作業を行うことができます。さらに、本足場の導入により、作業環境の改善や労働者の安全意識の向上も期待されています。建設業界全体が安全第一の意識を持ち、労働者が安心して働ける環境を整えることが、今後の建設業界の発展にとって不可欠だというわけです。
【施主への影響】義務化に伴い、足場代が値上げに
敷地面積にもよりますが、塗装における足場費用というのは、1㎡あたり600円から1000円が一般的ですので、見積もり額としては平均して約15万円〜20万円であることが一般的でした。
しかし法改正によって、一般的な敷地のお家であれば、約3万6千円ほど足場代が加算されます。(敷地面積が1メートル以上の場合、15万円程度の追加になることも)
【注意】義務化なため、例外的に安くできる業者はない
法改正により足場費用に対する見積もり額も上がってしまうわけですが、そもそもこの本足場の設置は「義務」なわけですから、例外的に「うちは従来の費用で対応できますよ!」ということはまずあり得ません。
もともと足場というのは、安全性だけでなく「事前点検・塗り残しチェック」を行うために不可欠ですから、丁寧な施工を行うには足場設置をおろそかにすることはできません。(当社も法改正に準拠した足場設置を行っています)
2024年4月以降「うちはこれまで通りの足場代で施工できますよ〜」と売り込む業者も増えるかと思いますが、むしろ足場代が従来のまま(15万円程度)、もしくはコストカットを提案されるようであれば、安売りを切り口にした悪徳業者の売り込みである可能性もあると覚えておきましょう。
当然すべての業者を”悪徳”と決めるべきではありませんが、もしこれまで通りの足場代で見積もりを渡された場合は、施主として「法改正後の見積もりになっていますか?」と確認するようにし、悪徳業者でないか?を自らチェックすることが大切です。
足場費用に関する費用相場(計算方法)については、下記記事でより詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください!
足場設置は、質の高い施工に不可欠!
本記事でも解説したように、今回の法改正によって安全性が強化された反面、今後は足場に対する費用が増加します。これは法改正の影響のため避けて通れない内容です。
当社では職人歴【20年以上】の経験と知識をもとに、末長く美観を保てる外壁塗装を行います。
また外壁劣化の相談をすると「軽微なものでも塗装営業をされそう…」と思われるかもしれませんが、私たち馬渕塗工では、お客様のご自宅を丁寧に診断し、「やるべきならやる、やらなくてもよければ”経過見でOK”」としっかりお伝えしておりますので、ご安心ください。
放置し続けて手遅れになってしまわぬよう、ご自宅の外壁メンテナンス(塗装・塗り替え)ならお気軽にご相談ください!
2024.05.29
外壁塗装の足場はなぜ必要?足場費用に関する”セールストークの罠”も解説!
外壁塗装の見積もりにおいて「足場の設置費用が思ったより高い…」と思うことがあると思います。しかし足場というのは職人の安全性を担保するだけでなく、塗装の仕上がりを担保するためにも重要な役割を担っているのです。
本記事では、外壁塗装における足場の重要性や、最新の足場費用まで詳しく解説していきます!
2024年4月に施行される「本足場の義務化」については、下記記事でより詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。
そもそもなぜ足場を設置するの?
足場というのは、職人が安全に施工を行うために不可欠な道具ですが、実は施工の質を高めるためにも重要な役割を担っています。ここからは「足場の必要性」について詳しく解説していきます。
理由1:「事前点検・施工後チェック」の精度を高めるため
足場を設置する理由の一つは、「事前点検および施工後のチェックの精度を高めるため」です。建設現場や修繕工事では、安全かつ効率的に作業を進めるために、細かいところまでしっかり確認できる環境が必要です。足場があると、作業員は高い場所でも安定して作業でき、細部までしっかり目視で確認できます。また、施工後の品質チェックでも、足場があればより正確に徹底した検査ができ、工事全体の品質を向上させることができます。
理由2:「飛散防止ネット」設置で、近隣トラブルを防止するため
足場を組む際には「飛散防止ネット」を取り付けることが一般的で、塗料や高圧洗浄の水が周囲に飛び散るのを防ぎます。塗装工事中に近隣の車や窓が汚れるとトラブルの原因になりますが、飛散防止ネットはこうしたトラブルを未然に防ぎ、良好なご近所関係を保つために重要です。どれだけ良い仕上がりでも、周囲に迷惑をかけては意味がありません。足場は工事の品質だけでなく、近隣への配慮にも欠かせない要素です。
しっかりと足場を組まないといけないワケ
①:塗り残しなどの最終チェックができない
足場を組まずに外壁塗装を施行すると、職人による施工後の最終確認が難しくなります。
全体の塗装面を詳細に点検することが困難となり、塗装漏れやムラを見逃すリスクが高まりまる上に、塗装業者自身も細部までチェックするのが難しく、万一の塗り残しなどを目視で確認できなくなってしまいます。
②:”施工の質”そのものが下がってしまう
足場を組まずに外壁塗装を行うと、職人が安定した姿勢を保つことが困難になります。
不安定な場所でバランスを取りながら作業するため、塗装のムラや不均一な塗り方が発生しやすくなりますし、作業中の疲労やストレスが増し、集中力が低下することで塗装の精度や仕上がりにも悪影響が及ぶ可能性があります。
丁寧な施工を行うためには、しっかりとした作業台(足場)が必要になるわけです。
足場代をカットするセールストークには要注意!
大前提、足場というのは「勝手に建てて、勝手に作業する」ことができません。
足場は設置責任者(点検者)による署名が必要なほど入念に建設しなくてはならないもので、費用も二階建て住宅であれば平均して15万円から20万円ほどです。
また2024年4月にからは「本足場の義務化」により、さらに足場建設の基準が厳しくなることから、「足場代が無料になる」ということはまずあり得ません。(何らかしらの費用を割増しして帳尻を合わせるケースがほどんど)
つまり足場代をはじめ、適切な塗料で、適切な面積を、適切な費用で塗装しようとすると足場代をカットすることはできないはずです。万一、足場代などの作業代を切り口に営業された場合は、その金額を鵜呑みにするのではなく、その他の業者見積もりと比較するようにしましょう。
本来、塗装は営業すべきでない
お客様から”求められる塗装業者”を目指して
上でセールストークのお話をしましたが、そもそも外壁塗装というのは「必要になったらやる、必要なければやらない」というものですから、当社では「お客様を口説くセールストークは不要」と考えています。
私たち塗装業者は、お客様が末長く美しいご自宅を保つお手伝いをする職人ですので、本当に必要なお見積もりをお出しするのはもちろん、見積もりにご不明点があれば納得いただけるまで丁寧にご説明いたします。
また外壁劣化の相談をすると「軽微なものでも塗装営業をされそう…」と思われるかもしれませんが、私たち馬渕塗工では、お客様のご自宅を丁寧に診断し、「やるべきならやる、やらなくてもよければ”経過見でOK”」としっかりお伝えしておりますので、ご安心ください。
放置し続けて手遅れになってしまわぬよう、ご自宅の外壁メンテナンス(塗装・塗り替え)ならお気軽にご相談ください。
2024.05.29
外壁塗装でよく聞く「一側足場」って何?構造や特徴を詳しく解説!
外壁塗装を行う際に使用される「一側足場(ひとかわあしば)」とは、建築現場での効率的な作業をサポートする足場設備の一つです。今回は、一側足場の構造や特徴、また関連する本足場(二側足場)について詳しく解説します!
一側足場の構造と適した設置場所
構造について
一側足場は建物の外壁に沿って設置される足場で、支柱(建地)を片側にだけ設置する形式です。
支柱にブラケット(持送り枠)を取り付け、その上に作業板を敷いて作業スペースを確保します。片側にしか支柱がないため、設置スペースが限られた場所でも利用しやすいという利点があります。
設置場所について
一側足場は、建物の外壁面に沿って支柱を1列設置し、その支柱にブラケットで作業板を固定する形式の足場なため、隣接する建物との距離が近い場所や、足場を組むスペースが限られている場所での設置に向いています。
また足場の仮設場所に撤去困難な障害物がある場合や、建物の外面の形状により1mに満たない隅角部を設ける必要がある場合に適しています。
さらに一側足場は、二側足場(ふたかわあしば)や枠組足場を設置するスペースが確保できない場合に使用されます。特に敷地が狭くて他の足場を組むことができない場合に選ばれることが多いです。
一側足場にも大きく2種類ある
①:くさび式足場
くさび式足場は、部材の接続部分に「くさび」という部品をハンマーで打ち込んで組み立てる形式です。このタイプの足場は設置や解体が簡単で、中低層建築工事に多く使用されます。
②:ブラケット付き一側足場
支柱にブラケットを取り付け、その上に作業板を敷き詰める形式の足場です。狭小地での使用が一般的で、設置スペースが限られた場所での外壁塗装に適しています。
今年4月から「本足場(二側足場)」の設置が義務に
2024年4月から施行される労働安全衛生規則の改正により、幅が1メートル以上ある箇所には原則として本足場(二側足場)を設置することが義務付けられました。これにより、一側足場の使用範囲が制限されることになります。
本足場(二側足場)とは縦方向の支柱を内側と外側に2本設置し、その間に作業板を通すタイプの足場のことで、作業者の転落・墜落事故防止のために、この本足場の義務化が施行されました。
「本足場の義務化」については、下記記事でより詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。
一側足場のまとめ
外壁塗装において、一側足場は狭いスペースでも設置できる利便性の高い足場ですが、2024年4月からの労働安全衛生規則の改正により、一側足場の使用範囲が制限されることも考慮しなければなりません。
施主の皆さんは、依頼業者が「法改正に基づいた本足場の設置を行っているか?」を確認するようにしましょう。
2024.05.29
塗装前必見!外壁塗装の「足場」について名称から費用相場まで詳しく解説!
外壁塗装における「足場」とは?
足場とは、高所での作業を安全かつ効率的に行うための仮設構造物です。特に塗装業界では、建物の外壁や高い部分を塗装する際に必要不可欠です。
通常、金属製のパイプや板材を組み合わせて構築され、状況に応じて高さを自由に調整できます。
足場材の名称
支柱
支柱は足場の骨組みを形成する垂直の柱です。
足場の強度と安定性を確保するために、一定間隔で設置されます。支柱は通常、鉄製やアルミ製のパイプで作られ、足場全体の高さや形状を支える重要な部材です。支柱の間隔は通常1~2メートル程度で、建物の形状や高さに応じて調整されます。
ブラケット
ブラケットは支柱に取り付けられる金具で「踏板を支える・繋ぎ合わせる役割」を果たしています。
単管ブラケット足場では、単管パイプにブラケットをボルトで固定し、その上に踏板を設置します。またブラケットの取り付けには手間がかかるため、足場設置の作業時間がかかる要因でもあります。
踏板(ふみいた)
踏板は作業員が歩行するための板で、支柱やブラケットに固定されます。
作業員が安全に移動できるようにするためのものです。踏板は通常、鉄板や木板で作られ、足場のサイズに合わせて設置されます。踏板の幅は約40cmが一般的で、安定した作業環境を提供します。
手摺(てすり)
手摺は作業員の墜落を防止するために設置される水平の柵です。
足場の外側に取り付けられ、作業床の周囲を囲むように設置されます。手摺は作業員が高所で安全に作業できるようにするための重要な安全装置です。労働安全衛生規則により、高さ2メートル以上(一側足場を除く)の作業には手摺の設置が義務付けられています。
ジャッキ
ジャッキは足場の高さを調整するための装置です。
足場の基礎部分に設置され、足場全体の水平を保つために使用されます。ジャッキは地面の不均一さを補正し、足場の安定性を確保するために重要です。
施工時に足場を組む理由は?
外壁塗装で足場を組む大きな理由は、職人の転倒や落下を防ぐ他、職人の作業効率が向上し、塗装の質を高めるために組まれます。ハシゴや脚立では不安定な体勢での作業が多く、塗りムラや塗り残しが生じやすくなりますが、足場があれば安定した姿勢で作業できるため、塗膜の厚みが均一になり、美しい仕上がりが期待できます。
また足場に飛散防止ネットを取り付けることで、塗料や高圧洗浄の水が周囲に飛び散るのを防ぎ、塗装工事中に近隣の車や窓が汚れるといったトラブルを未然に防ぐためにも欠かせない要素なのです。
外壁塗装における「足場の重要性」については、下記記事でより詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください!
足場の費用相場について
ここからは具体的な費用について解説していきますが、大前提「足場費用」というのは、設備費用だけでなく、
足場費用(設備費用+設置・撤去作業費を含む)
飛散防止ネット費
昇降階段費用
といった足場にかかわるすべての費用を含めた料金のことを指します。
(業者によっては「足場費用+ネット・階段費用」のように分けて記載するケースもあります)
また足場の種類によっても費用感が異なりますので、以下で詳しく説明します。
一側足場の場合:1㎡あたり600円〜900円
一側足場(ひとかわあしば)とは、建物の外壁に沿って設置される足場で、支柱(建地)を片側にだけ設置する形式です。設備量が少ないため、後ほど紹介する「本足場」よりも費用感はやや控えめです。
また足場の費用は「足場面積」×「1㎡あたりの単価」で計算されますので、大きさにもよりますが戸建て住宅の場合は約15〜20万円が相場となります。
下記記事では「一側足場」について詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。
本足場(二側足場)の場合:1㎡あたり1,300円〜1,600円
本足場とは建築の外壁に沿って、支柱を二列設置して組み立てるタイプの足場です。一側足場と比べて設備量が多くなるため、費用相場としては約20〜30万円程度が相場となります。
また本足場の場合は、飛散防止ネットや昇降階段費用に加えて、「中外てすり(2本)+巾木ネット費用」が含まれるため、合計費用としても一側足場よりも若干高くなります。
【ポイント】足場費用は”建物の高さ”によって変わる!
上で1㎡あたりの単価と解説していますが、結局のところ「1㎡あたり単価=建物の高さ」に比例しますので、足場費用がどれくらいかかるか?は、お家の高さによって変わると考えていただくと良いです。
当然ですが、2階建て、3階建て…と高くなるほど、それにあわせて足場の本数も増えるわけですから、おおよその目安として「自宅が何階建てか?」で若干費用が増減すると覚えておきましょう。
一側足場
本足場
1階建て
約15万円
約20万円
2階建て
約20万円
約25万円
3階建て
約25万円
約30万円
※上表の本足場費用は、一般的によくある「ご自宅の南面(庭・駐車場)を本足場を使用する際」の費用参考
2024年4月から「本足場(二側足場)」の設置が義務に
2024年4月に施行された「本足場の義務化」によって足場設置に対する法改正が行われたことにより、外壁塗装における足場設置費用も値上がりするようになりました。
「本足場の義務化」については下記記事でより詳しく解説していますので、あわせてこちらもご覧ください。
末長く美観を保つ塗装には「適切な足場設置」が不可欠
本記事で解説した通り、足場には品質保証やトラブル防止など重要な役割があります。
できるだけ節約したい、と思われがちな足場費用ですが、高い施工品質のためには必要不可欠なものです。法改正に対応し、適正価格を提示する塗装業者に依頼するようにしましょう。
当社では職人歴【20年以上】の経験と知識をもとに、末長く美観を保てる外壁塗装を行います。
また外壁劣化の相談をすると「軽微なものでも塗装営業をされそう…」と思われるかもしれませんが、私たち馬渕塗工では、お客様のご自宅を丁寧に診断し、「やるべきならやる、やらなくてもよければ”経過見でOK”」としっかりお伝えしておりますので、ご安心ください。
放置し続けて手遅れになってしまわぬよう、ご自宅の外壁メンテナンス(塗装・塗り替え)ならお気軽にご相談ください。
2024.04.30
【塗装前必見!】外壁塗装の”優良業者”の見分け方とは?悪徳業者にありがちな手口も解説
そもそも塗装業者に”悪徳業者”が多い理由は?
1. 施主が「適正な見積もりか?」を判断できないから
外壁塗装は家の外から状態が一目で分かるため、悪徳業者にとっては飛び込み営業が行いやすい環境です。
また、外壁塗装には明確な定価が存在せず、材料費や工事内容によって価格が大きく変動するため、依頼主が適正価格を判断しにくいのが現状です。これが不正な価格設定や契約につながっていると考えられます。
下記記事では「外壁塗装の見積もりで見るべきポイント」について詳しく解説していますので、適正な見積もりかを判断する方法として、こちらもあわせてご覧ください!
2. 安い(性能が低い)塗料で施工しても気づかれないから
多くのお客様が塗装に関する詳しい知識を持たないため、品質の低い塗装をされてもそれが正常な施工かどうかを判断できません。さらに、塗装業には特別な資格が必要なく、誰でも業者として活動できるため、悪徳業者が市場に参入しやすい状況が生まれています。
3. 業者によって費用にバラつきがあるから
消費者保護の法整備により、これまでよりは悪徳業者も少なくなりましましたが、依然として問題は残っています。
「施主が適切な見積もりかを判断できない」という話にも付随しますが、塗装業界には、業界全体をリードするような大手企業が存在しないため、各業者が自由に自己の評価を名乗ることができます。これにより信頼できる業者を見分けることが施主にとって一層難しくなっているのです。
これらの要因により、悪徳業者が塗装業界に存在しやすい環境が形成されており、顧客としては業者選びに際して詳細な情報収集と慎重な判断が求められます。
こんな業者は要注意!悪徳業者がよく使う手口3選
1. 必要以上に「不安を煽る」セールストーク
悪徳業者の最も一般的な手口の一つは、外壁の状態を大げさに悪く言って不安を煽ることです。例えば「劣化がひどくて、すぐにでも壁が崩れるかもしれない」と言ったり、「放っておくと雨漏りが始まる」と警告します。
実際の状況はそこまで悪いわけではないことも多くありますので、見積もり依頼の際は、複数業者に依頼するようにしましょう。
2. 大幅な「値引き提案」をしてくる
悪徳業者は「大幅な値引きを提案」をしてくることもあるため注意が必要です。これは「アンカリング効果」と呼ばれる心理技術を利用しており、最初に非常に高い金額を提示し、その後の「大幅に安くなった価格」を魅力的に感じさせます。
しかし、この手法はしばしば工事の品質を犠牲にしている可能性があります。本当に優良な業者であれば、最初から適正な価格を提示するはずです。
3. 「オリジナル塗料」などの自社製品の宣伝
一部の業者は「30年も持つオリジナル塗料」などと自社の製品を過度に宣伝することがあります。しかし、塗料の開発は膨大なコストと時間を要するものであり、小規模な業者が独自に開発するのは非現実的です。
加えて、市場に出回っているどの塗料もそこまで長い耐久性を保証するものはありません。このような営業トークに惑わされないよう注意が必要です。
悪徳業者に引っかからないためにはどうすればいい?
1. 複数の業者で見積もりを比較検討する
外壁塗装は高額な投資になるため、慎重な業者選びが必要があります。
悪徳業者から身を守るためにも、複数の業者から見積もりを取り、それぞれの提案内容と価格を比較することが重要です。見積もりは書面で受け取り、その詳細を確認しましょう。急いで契約を迫る業者には注意が必要です。
2. 劣化状況・施工プロセスの具体性に注目する
提案内容の丁寧さや説明の分かりやすさにも注目しましょう。
良い業者は、使用する塗料の種類や量、施工プロセスを明確に説明し、見積もりにもそれらが詳細に記載されています。また、施工前の家の劣化状況の診断をしっかりと行い、その結果を基に見積もりを作成することが一般的です。説明が不十分な業者や、詳細な診断を行わない業者は避けるべきです。
3. 施主自身が基本的な知識を身につける
悪徳業者に騙されないためには、施主であるご自身が基本的な外壁塗装の知識を身につけることがなによりも有効です。
塗料の種類や劣化の兆候について調べ、適正な工事内容や費用の相場を理解しておくことで、大幅な値引きを条件に契約を急ぐような業者に対しても冷静に判断を下すことができるでしょう。
【全3選!】優良業者の見分け方とは?
①:業者の「施工実績」を確認する!
外壁塗装業者を選ぶ際、まず確認すべきは施工実績です。優良業者の多くは、自社のウェブサイトに「お客様の声」や「施工事例」といったページを設け、これまでの実績を公開しています。単なる文章だけでなく、施工の各工程を詳細に記録した写真やビデオを掲載しているかどうかが、業者の信頼性を測る大きなポイントとなります。
写真や動画は、文章よりも改ざんが難しいため、信憑性の高い情報源と言えるでしょう。また、自らの仕事ぶりを誇りを持って公開しているということは、その業者に在籍する職人たちが高い技術力と自信を持っている証拠でもあります。したがって、施工実績の内容を吟味することは、優良業者を見極める上で欠かせないステップだと言えるでしょう。
②:職人の資格・許可証の有無をチェック!
外壁塗装業者を選ぶ際、もう一つ重要なのが、在籍する職人やスタッフの実績や資格、許可証の有無です。外壁塗装業の開業自体に特別な免許は不要ですが、塗装技能士や塗装工事業許可など、技術力や事業規模を証明する資格や許可制度が存在します。
例えば、塗装技能士の1級、2級の取得には、一定の実務経験と専門知識が求められます。また、塗装工事業許可は、国や自治体による審査を通過した業者にのみ与えられるもので、専任の技術者や経営責任者の存在など、厳しい条件をクリアする必要があります。
これらの資格や許可は、いずれも簡単に取得できるものではないため、業者の信頼性を測る重要な指標となります。業者のウェブサイトで、職人やスタッフの資格、許可証の有無を確認することは、優良業者を見極める上で非常に有効な方法だと言えるでしょう。
当社では職人歴【20年以上】の経験と知識をもとに、末長く美観を保てる外壁・屋根塗装を行います。職人の資格・技術力に関するご質問もお気軽にお問い合わせください。
③:業者の「提示する条件」をしっかりチェック!
外壁塗装業者を選ぶ際、営業担当者との会話の中で「サービス」や「モニター価格」という言葉が出てきたら、注意が必要です。一般的にこれらの言葉は、無料や割引を連想させますが、安易に飛びつくのは危険です。
「サービス」と称して提供される内容が、他の項目で上乗せされていないか、塗装の回数など施工の詳細条件に問題がないかなど、業者に詳しく確認することが重要です。また、「モニター価格」という言葉も同様で、100万円以上の大幅値引きを提示する業者には、特に慎重になる必要があります。
そもそも、そこまでの値引きを行って業者にメリットがあるのか、冷静に考えてみることが大切です。「サービス」や「モニター価格」に惑わされることなく、業者が提示する条件をしっかりとチェックすることが、優良業者を選ぶ上で欠かせないポイントだと言えるでしょう。
当社が「5%OFFサービス」を行うワケ
当社は本当に”やるべき塗装”だけを提案するために、営業担当による押し売り施工を行っていません。つまり営業マンを雇うコストがなくなるため、「その分の費用をお客様に還元する」といった趣旨のもと、Web予約を行っていただいたお客様には5%OFFのキャッシュバックサービスを行っています。
本当にやるべき塗装をご提案する以上、当然お客様に還元できることも積極的に提案していきたい。そんな想いの元生まれたサービスですので、ぜひご活用いただければと思います。
※ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
「料金」や「塗料グレード」での営業には注意!
劣化にあわせた最適な施工見積もりか?を確認しよう!
本記事では悪徳業者の特徴や手口を説明しましたが、悪徳業者の特徴を一言でまとめるならば、「とにかく施主に優しいプランに見せる」ことです。具体的には
他社よりも安く施工できますよ!
値段は高いが、良い塗料を使用していますよ!
といった見せ方です。
当然ですが、屋根・外壁塗装を行う理由は、家をきれいに修復することにあるわけですから、費用感や使用する塗料というのは、ご自宅の「劣化状況」によっても違います。
そのため、金額や使用塗料ベースの見積もりではなく、「どこが汚れていて、どんな塗装が必要なのか?」といった、作業ベースで見積もり説明をしてもらうことで、悪徳業者に引っ掛かってしまう可能性も大きく低減できるでしょう。
また外壁劣化の相談をすると「軽微なものでも塗装営業をされそう…」と思われるかもしれませんが、私たち馬渕塗工では、お客様のご自宅を丁寧に診断し、「やるべきならやる、やらなくてもよければ”経過見でOK”」としっかりお伝えしておりますので、ご安心ください。
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2024.04.30
【プロが教える】塗装の見積もりで見るべき『4つのポイント』とは?金額を決める要素も解説!
「同じ外壁塗装なのに、なぜ業者によって見積もり費用が違うの?」とよくご質問いただきます。
本記事では業者によって費用が異なる理由や、見積もり比較時に見るべきポイントについて詳しく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
見積もり額を左右する「4大要素」は?
1.「塗装する面積」による違い
当然ではありますが、塗装面積が広いほど施工費用は高くなります。
塗装費用は対象となる外壁の面積に基づいて算出されるのが一般的であり、面積が大きくなるほど塗料の量や作業時間がかかるため、総合的な費用も高くなります。
正確な面積を把握するためには業者に現地を確認してもらう必要がありますが、延床面積から大まかな塗装面積を計算する場合もあります。建物の形状によって異なりますが、シンプルな形状であれば、延床面積に対して塗装面積の割合は比較的小さく、費用を抑えられる傾向にあります。
2.「塗料のグレード」による違い
使用する塗料にも着目しましょう。
最も安価なアクリル塗料と高価なフッ素塗料・無機塗料では、3〜4倍もの価格差があります。一般的に使用されているシリコン塗料でも、アクリル塗料の約2倍の価格です。
塗料を選択する際には価格だけではなく、耐用年数の違いにも着目しましょう。アクリル塗料は5年、シリコン塗料は10-15年、フッ素塗料や無機塗料は15-20年の耐久性となっており、高価な塗料の方が長期的に考えると経済的です。
3.「塗装する素材(壁材)」による違い
外壁素材によっても施工費用は変動します。
特にサイディングボードやALCパネルなど目地がある外壁材の場合は下地処理に手間がかかるため、コーキング代や人件費が追加で発生するため、施工費用が高くなる傾向があります。その点、モルタル外壁などの塗り壁やガルバリウム鋼板などの金属は目地がないため、費用が抑えられるでしょう。
4.「建物の形状」による違い
塗装面積と同様に建物の形状によっても施工費用が変動します。
塗装面積は、延床面積に係数をかけることで算出することができますが、実際の係数は建物の形状によって異なります。シンプルな形状の家であれば延床面積に対する塗装面積の割合は小さく、塗装費用を安価に抑えられます。一方で、角が多い複雑な形状の家や曲線を含む建物では、延床面積に対する塗装面積の割合が大きくなります。加えてこのような建物では、足場を細かく組む必要があるため、足場代も高くなることが多いです。
【注意!】明らかに安い場合は”手抜き工事”のケースも…
もちろん「職人の技量」や「会社の規模感」によっても費用は異なりますが、相場を大きく下回る業者では塗料の使用量や工期を節約するために、「手抜き工事」が行われている場合があります。
たとえば外壁塗装であれば、本来「3度塗り」を行うのがベストですが、その作業を1度で済ませるなどの「手抜き」によるコストカット手法がよく使われます。
外壁塗装を依頼する際には、施工内容を十分に確認し、信頼できる施工業者なのか判断することが重要です。手抜き工事を防ぐためにも、安価な見積もりに惹かれることなく適正な価格で質の高い施工を行ってくれる業者を選びが大切となるわけです。
悪徳業者にありがちな”手抜き工事”については、下記記事でも詳しく解説していますので、こちらもあわせてご覧ください!
ポイントは4つ!見積もりでチェックすべき項目とは?
信頼できる施工業者なのかを判断するには見積もりを適切に評価する必要があります。以下では見積もりのチェックするべきポイントを解説します。
1.「材料費のかさ増し」がないか確認する
まずは塗装対象となる面積や使用する材料の数量が正確に記載されているかどうか確認しましょう。
これらの情報は、費用算出の根拠となる重要な要素であり、明確に示されていない場合、工事内容が曖昧で、適切な価格設定がなされていない可能性があります。見積書に記載された面積や数量が、実際の建物の状況と大きく異なっていないかを確認することが大切です。
2.「塗料グレードに見合った金額か?」を確認する
外壁塗装に使用する塗料は、シリコン、フッ素、アクリルなど様々な種類があり、それぞれ価格や性能が異なります。使用予定の塗料の種類や品質、メーカー名などが明記されているかを確認しましょう。塗料の情報が不明瞭な場合、耐久性に不安がある低品質な塗料が使用される可能性があります。
また、建物の状況や環境に適した塗料選定がなされているかも重要です。外壁塗装では、日当たりの良い南側の壁には耐候性の高い塗料を、湿気の多い北側の壁には防カビ性能の高い塗料を使用するなど、適材適所の塗料選定が求められます。
見積書に記載された塗料の特性を確認し、自宅の環境に合ったものが選ばれているかをチェックしましょう。
3.「下塗り・中塗り・上塗り」はあるかチェックする
外壁塗装の品質を確保するためには、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗り工程が基本となります。見積書でもこれらの工程が明確に記載されているかを確認しましょう。
下塗りは塗装の密着性、中塗りは色の均一性と隠蔽性、上塗りは美観と耐候性を高めるというそれぞれに役割があります。これらの工程を省略することで、短期的なコストは抑えられるかもしれませんが、長期的には塗装の劣化を早め、再塗装の時期を早めてしまう可能性があります。
4.塗装前・後に”行うべき作業”が抜けていないかチェックする
施工の手順や範囲を把握するためにも、高圧洗浄、下地処理、塗装工事など、工程ごとに分けられた作業内容が見積書に記載されている必要があります。
これらの項目は、塗装の仕上がりと耐久性に大きな影響を与えます。例えば、下地の補修を怠ると、塗装の密着性が低下し、剥がれや亀裂の原因となります。また、コーキングの打ち替えを行わないと、建物の防水性能が低下し、雨漏りなどのトラブルを招く恐れがあります。
見積もりチェック時は、合計費用だけでなく、
「何をやる・やらないか?」を確認しよう!
本記事でも解説した通り、外壁塗装の費用感は「どんな作業を・どれだけの面積で・どんな塗料を使用するのか?」によっても変わります。
費用だけを見て依頼先を判断してしまいがちですが、そもそも外壁塗装を行う理由は「家をきれいに長持ちさせること」なわけですから、見積もりチェックの際には、
本当に必要な作業が行われるか?
料金かさ増しのための”不要な工事”が含まれていないか?
を確認するようにしましょう。
当社では職人歴【20年以上】の経験と知識をもとに、末長く美観を保てる外壁塗装を行います。
また外壁劣化の相談をすると「軽微なものでも塗装営業をされそう…」と思われるかもしれませんが、私たち馬渕塗工では、お客様のご自宅を丁寧に診断し、「やるべきならやる、やらなくてもよければ”経過見でOK”」としっかりお伝えしておりますので、ご安心ください。
放置し続けて手遅れになってしまわぬよう、ご自宅の外壁メンテナンス(塗装・塗り替え)ならお気軽にご相談ください!
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2023.02.24
外壁塗装における会社選びの重要性とは?信頼できる塗装会社を見分けるポイント
本記事では、家を建ててしばらく経ち、最近外壁の汚れや傷が気になってきた方に向けて、「外壁塗装における塗装会社の選び方」についてご紹介します!
当社も岐阜県に身を置く塗装会社ですが、塗装会社ならではの切り口からお伝えしますので、ぜひ最後までお付き合いください。
「そもそも外壁塗装って具体的にどのぐらいかかるの?」という方は、外壁塗装について詳しくまとめた記事をご用意しておりますので、先にこちらからご参考ください!
外壁塗装における会社選びの重要性とは?
外壁塗装は家を美しく塗り替えるだけでなく、雨漏りや腐食、建物の老朽化からご自宅を守る大切な作業です。また塗料の種類や塗り方によって、耐久性や防水性が大きく変わるため、外壁塗装において”信頼できる塗装会社”に依頼することは非常に重要なのです。
では信頼できる塗装会社には、どのような特徴があるのでしょうか?
信頼できる塗装会社とは?
”信頼できる塗装会社”を選ぶ基準として、以下のような特徴を見極めることが大切です。
長年の実績があること
信頼できる塗装会社をひと目で見分ける方法は、やはり「実績の多さ」でしょう。外壁塗装というのは、”ただ塗る”だけではなく、古くなった家を外側から修繕するといった目的もあります。そのため実績のある塗装会社では、ご自宅の劣化具合によって塗装方法を使い分ける知識と技術を兼ね備えています。
しかしながら、「施工事例が多ければ多いほど信頼できる」というわけでもないため、塗装会社を選ぶ際には、施工実績(ビフォーアフター)を元に、実際の発色やムラがないか?などを確認し、それらをお客様レビューなどと合わせて確認しながら検討するとよいでしょう。
お客様レビューを参考にする際には、サイト上に掲載されているお客様の声ではなく、会社名で検索を行った際に表示される「レビューの平均★数」を参考にするとよいでしょう。(お客様が実際に投稿しているため、サイト上の文章よりも信ぴょう性が高いです。)
参考までに、当社の施工事例(ビフォーアフター)については以下をご参考ください。
施工前に丁寧な説明をしてくれること
「施工前に丁寧な説明をしてくれるか?」といった部分も、信頼できる塗装会社を見分けるポイントとなるでしょう。外壁塗装は、塗装面積や使用する塗料によっても施工費用が大きく異なるため、事前に「どのくらいの費用感で、どんな効果が期待できる塗装を行うのか?」といった説明をしっかりと行ってくれる塗装会社を選ぶようにしましょう。
特に無料相談・無料見積もりがある場合には、一度見積もりを取ってみて、説明内容が明確か?、こまめな要望・希望にも応じてくれそうか?を元に判断するのもよいでしょう。
施工内容の保証があること
信頼できる塗装会社は、施工に対する保証を行っているケースも多いです。外壁塗装というのは、施工後のトラブルが起こりやすい工事でもあるため、「施工後にどんなトラブル対応をしてくれるのか?」を事前に確認しておくようにしましょう。
また保証内容についても、業者側から事前に説明している業者はより信頼度も高まりますね。
ちなみに当社では、塗装後、塗料の種類・塗った部分に合わせた保証書を発行させていただく形をとっています。加えて、施工から1年経った時点での無料点検など、アフターメンテナンスもつけさせていただいておりますので、すでに見積もりを取られている会社がいらっしゃる場合は参考としてお役立てください。
信頼できる会社選びで、ご自宅の外壁を美しく修繕
初めて外壁塗装を依頼する場合、どうしても「施工費用の安さ」を基準に依頼先を決めてしまいがちです。しかし料金の安い施工会社の場合、塗料の塗布量が均一でなかったり、傷んだ箇所の修繕まで行き届いていなかったり…と、外壁塗装が本来担うべき効果を十分に発揮できないケースが多いのです。
一生モノの家だからこそ、外壁塗装も信頼できる施工業者に依頼するようにしましょう。
外壁塗装でお悩みなら、ぜひ一度当社にご相談ください。
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