2024.04.08
ダイナアクセルを使用して中塗りをひたすら施工します。
まず軒天井とその周辺にマスキングテープを丁寧に貼り付け、塗装作業の準備を行いました。
その後、中塗り用の塗料「ダイナアクセル(N-50)」を使用して塗装を進めました。塗り残しがないように細心の注意を払いながら進めます。
塗装作業では、細かな部分が多く存在します。そのため、刷毛での塗装後には、生じる可能性のある段差を防ぐために小さなローラーを使用して塗料を均一に広げ、最終的には、大きなローラーを使って全体を仕上げ、可能な限り段差がなくなるようにします。
「ダイナアクセル」は、無機成分とシリコン樹脂を組み合わせたハイブリッド塗料で、その耐久性、耐候性、低汚染性に特化しています。
耐久性については、塗膜の厚みとエッジカバー性を重視し、雨水や酸性雨などの外的要因から建物を長期に渡り保護します。
耐候性では、紫外線による塗膜の劣化を抑制するため、ラジカル発生を抑える技術が強化されています。
低汚染性に関しては、粉塵や微生物による汚れに強い塗膜を形成するための技術が導入されており、長期にわたって外壁の美観を保持することができます。
今回の塗装作業では、これらの特性を生かし、塗装面が均一で、長持ちし、美しい仕上がりを目指しました。細部にわたる注意深い作業を通じて、建物の保護と美観の向上を図りました。
2021.06.30
岐阜県羽島市N様邸 外壁塗装
上塗りの際も、道具を持ち換えて中塗りと同じ順序で塗装をしていきます。
鮮やかな色でも上塗りを行うと選ばれた本来の色になります。
適切な塗布量を守る事により色の透けが無く綺麗に仕上がります。
2023.01.06
岐阜県岐阜市E様邸 下地処理
昨日から足場仮設を開始致しました。
本日から高圧洗浄・浮き直し・ベランダデッキ材取り外しを行いました。
塗装工事の最初の下地調整は高圧洗浄ですので、見落としが無いように行います。
洗浄前は、この様な感じで苔が発生していたり黒ずみ汚れが目立ちます。
洗浄後は、ここまで綺麗に落ちます。洗浄をしないと汚れの上に塗装する事になるので密着力が確保出来ない恐れがあります。
例えばですが、お化粧をするにしても洗顔をしてから行うと思うのですが、塗装工事も一緒です。
良く塗装工事は、お化粧の順番に似ていると言われますが本当にその通りだと思います。
サイディングに浮きが有ったのでビスにて補修打ちを行いました。
業者さんによっては、浮きを戻すとサイディングが割れてしまうため出来ないと断言する方がみえますが、基本的に間違った施工手順を踏まなければ割れる事は無いです。
例外的に、戻した際に他の部分に負荷がかかる反り方をしている場合はご説明させて頂いて行わない場合もあります。
その後ベランダデッキ材を取り外しました。
今回、どうしても取り外しがしたくお客様に取り外した際に出来る確認と施工があるとお見積り時にお話をさせて頂きました。
下の写真にあるようにサイディングが欠けてしまっている部分は・・・デッキ材との隙間であり上から覗いても分からない部分です。
正直、デッキ材の脱着は手間であり室外機も乗っていることもあり大変です。
でも、塗装工事をした後には、何年も確認される事は無い部分になってしまいます。
勿論、年数が立った後にサイディングが壊れてしまってその際に原因が「ここですね」となるかもしれません。
でも、今回の塗装をする際にシーリングを行い塗装する事により耐久性を上げる事は出来ます。デッキ材を取り付けをした際には施工してあるかハッキリ言って分からなくなる部分ですが、だからと言って施工しなくても良い理由にはならないと考えます。
塗装工事にて外装のメンテナンスのプロであるなら、本当に全体の事を考えて施工するべきだと思います。
明日からはシーリング工事の下準備と軒天ケイカルの一部補修を始めていきます。
本格的に塗装工事が出来るのはまだまだ先になりそうです。
2021.06.06
岐阜県岐阜市N様邸 下地処理・下塗り
屋根塗装工事の下地処理・下塗りを行いました。
鉄部を研磨していきます。研磨する事により塗料の密着を良くする事が出来ます。
前回の塗装が剥がれている所を見ると・・・なんと鉄部にもかかわらず下塗り・錆止めが塗装されていませんでした。
お客様にお話を聞いた所、太陽光パネルを載せる際にパネル屋さんがついでなのでとご紹介した業者さんだと判明しました。
足場もかけずに施工されていたらしいです。今では考えられない事です。
たしかに、屋根だけの塗装の際に屋根だけなので足場はかけずに費用を抑えて作業をしてほしいと言われる事がありますが、立地条件や塗装する箇所が車庫の屋根など限定的であれば対応出来ると思うのですが、住宅の屋根は厳しいと思います。
これは、弊社の考え方ですが「安全に施工出来る事=施工品質」に繋がっていると思います。
話が逸れてしまいましたが、次の工程です。
実は、縁切りもされておらずカラーベストの隙間がありませんでした。
高圧洗浄後に先行で挿入できるタスペーサー01を使いました。01番は改良されて下塗り前に施工出来るようになりました。商品自体のお値段は上がってしまいましたが・・・
状況に応じて、柔軟に対応させて頂きます。
隙間の確保が出来ているのが上部の画像で分かるのですが、この隙間が非常に重要になります。隙間が無いと毛細管現象によって水が吸い上げられてしまい排出が困難になり漏水に繋がってしまいます。
その後下塗り・ガンコシーラーマイルドを塗装して、本日の作業は終了しました。
次は、中塗り・上塗りと続いていきます。