2025.07.24
塗装作業〜完了検査まで(岐阜県岐阜市/T様邸)
古い汚れを一通り落とし終えたら、いよいよ塗装作業に入ります。
塗装作業は単に「一度塗ればOK」というわけではなく、塗っては乾かし、塗っては乾かし…、を繰り返し塗膜に“厚み”を出すことが重要です。
下塗り(1回塗り)
今回は「オルガーマイルド」と「ダイヤスーパーセランフレックス」という外壁塗料で塗装しました。
まずは今回の塗り替えカラーである「白系塗料」を塗布していきます。これが1回塗り(一度塗り目)です。
下地の色と別カラーなため、1回塗りでもかなり印象が変わって見えると思います!
窓や屋根裏との境目の部分は養生によって塗料が付着しないようになっています。
中塗り(2回塗り)
続いて2回塗り。1回塗りが乾いたあと、塗膜に“厚み”を持たせていきます。
屋根裏もしっかりと乾燥したことを確認してから厚みを出します。
上塗り(3回塗り)
“塗れた状態”をつくるには「3回塗り以上」が必須。
一見すると既に白色には塗れているのですが、塗料の厚みがまだまだ足りません。
毎日の雨風から10年、20年…、と家を護る外壁にするには、この“厚み”が重要になってくるんです。
外壁塗装はミリ単位のキズや汚れ、塗り残し部分から徐々に剥がれていきます。そのためこういった小さな隙間も塗り残しゼロで進めます。
塗装終了〜完了検査
塗料がしっかり乾いたら、最後に完了検査を行います。
塗り残しや不備がなければ、足場を解体して工事完了となります。
Before
After
今回は岐阜県岐阜市のT様邸を塗装しました。施工期間は約2ヶ月間です。
塗装後も「満足いく仕上がりになりました」といただき、私たちも大変嬉しく思います。
T様よりいただいたアンケートも記載しております「デザイン事例」もぜひご覧ください。
>T様邸の「デザイン事例」を見てみる
2025.07.23
下地処理・補修(岐阜県岐阜市/T様邸)
本日から下地処理・補修作業に入ります。
外壁塗装ではただ塗るだけではなく、既に付着している汚れを落としたり、塗料が付着してはいけない箇所を養生します。
打設・シーリング作業
まずは外壁部の養生を行い、古くなったシーリング(ゴム状の弾性材料)を充填していきます。
窓サッシ部分もしっかりと充填します。
ケレン作業
続いて「ケレン作業」という表面磨きを行い、古い塗膜やサビ、汚れなどを除去し、塗料の密着性を高めます。
この作業をすることで、塗装の仕上がりを良くし、耐久性を向上させることができます。
屋根周辺や雨樋部分もしっかりと研磨していきます。
高圧洗浄
最後に高圧洗浄機で外壁についた汚れ(砂塵やカビ・コケなど)を取り除きます。
しっかり高圧洗浄を行わないまま塗料を塗ってしまうと、せっかく塗り直した塗膜の内側から劣化が進んでしまいますので、入念に汚れを落としていきます。
下地処理が一通り完了したら、いよいよ塗装工程に入ります。
>次に「外壁塗装」作業を見る
2025.07.23
足場仮設(岐阜県岐阜市/T様邸)
本日は足場仮設を行なっていきます。まずは正面玄関部から足場組みを行います。
正面だけでなく、家の周り(裏庭部など)すべてに足場をかけていきます。
しっかりとした足場がないと職人の安全が確保できないのはもちろん、“綺麗な塗り”を担保できません。
最後に保護ネットをかけて足場仮設が完了です。
作業場が整ったところで、次回は「下地処理・補修」作業に入ります。
>次に「下地処理・補修」作業を見る
2025.07.23
施工前の診断(岐阜県岐阜市/T様邸)
今回は岐阜県岐阜市のお客様からご依頼いただきました。
15年が経ち、ご近所様も徐々に塗り替えをし始めたことをキッカケに当社へご相談いただいました。
まずはお家の正面から、現状の汚れと修繕箇所の診断をしていきます。
塗装前には「壁・屋根」だけでなく、上のような階段部、窓際の汚れや、コケ・カビの有無まで入念にチェックします。
もちろんお家の裏側まで入念に調査します。特に裏庭部によくある壁材や塀はコケやカビが付着しやすいです。
窓サッシや雨樋、排気口など「特に入念に汚れ落としを行うべき部分」も調査します。
ここから足場仮設を行います。
>次に「足場仮設」作業を見る
2025.05.06
シーリング作業(岐阜県羽島市/G様邸)
シーリング下処理
ボンドブレーカー(絶縁テープ)を貼ります
養生が終わったら続いてひび割れやを埋めたり、傷んでしまったシーリングを貼り替える作業に移ります。
まず初めにコーキング材が接着してしまわないように「ボンドブレーカー」と呼ばれる絶縁テープを貼っていきます。ボンドブレーカーを貼ることでシーリングの寿命が伸びる効果があります。
古いコーキングを研磨で落とす
換気口など金属部もコーキング剤の接着が良くなるようにケレンを行い、その後にコーキングを行います。こういった場所は一見見逃してしまいがちですが、この隙間から雨などが侵入し内部の劣化につながります。
プライマーの塗布
シーリング打設
下準備が完了したら、続いてシーリング剤の打設を行います!
充填時は“はみ出し”がないよう、マスキングに沿って丁寧に充填していきます。
2階窓周りの重点の様子。マスキングを外すとこんなにも綺麗に仕上がります。
もちろん換気口部分も円に沿って充填していきます。
2025.05.06
ケレン作業・養生(岐阜県羽島市/G様邸)
ケレン作業
ケレン作業(錆落とし・塗膜研磨)を行っていきます。
瓦近くの金属部は雨でサビが発生していることが多いので、ケレン作業で落としていきます。
樋と瓦のスキマも入念に。
こういったスキマ処理が抜けていると、せっかく綺麗に塗装してもサビがすぐに侵食してしまいますから、削り残しがないように丁寧に汚れを落としていきます。
もちろん外壁部分でもしっかりと行います。
養生
ケレン作業が終わったら、マスキングテープとビニールを使って養生を行います。
もちろん窓だけではなく、シャッターやサッシなども養生をしていきます。
これで必要な箇所全ての養生が完了しました。
2025.05.06
高圧洗浄(岐阜県羽島市/G様邸)
高圧洗浄:洗浄機を使って汚れを落とす
足場をかけ終えたら「下地処理」作業を行っていきます。
実は…、外壁塗装の品質の“良し悪し”は、塗装の技量と同じくらい、この「下地処理」をどれだけ丁寧に行ったか?でも左右されます。
この辺りのお話はブログにもまとめていますのできになる方はこちらもご覧ください。
外壁の汚れを落とします
まずは外壁についた汚れを高圧洗浄機で落としていきます。
汚れを落とすのはもちろんですが、汚れによってたとえばクラッキング(ひび割れ)やコーキング剥がれを見逃してしまう可能性があるため、入念に汚れを除去していきます。
軒裏(屋根裏)も入念に
屋根裏もていねいに洗浄していきます。
雨樋の部分もしっかりと。特に雨の通り道は雨水によって劣化が進みやすいため入念に洗浄していきます!
しっかりと高圧洗浄できたら、次はケレン作業に入ります。
2025.05.06
足場設置(岐阜県羽島市/G様邸)
足場の設置開始!
外壁塗装工事に本格的に入る前にまず必ず足場を組みます。足場とは高所での作業を安全かつ効率的に行うためのいわゆる踏み台のようなものです。
塗装トピックスで「足場の基礎知識」を詳しく解説していますので、よろしければご覧ください。
足場の土台を並べます
まずは足場として使う支柱を並べます。外壁に新たな傷をつけないよう、間合いを調べつつ慎重に足場を組み上げていきます。
徐々に「足場」らしくなってきましたね!
余談ですが、2024年4月からは本足場(二側足場)が義務化されたため、足場として確保しなければいけない面積も増えました。この辺りのスペース間隔も事前に考慮し、施主様に足場設置計画をご案内します。
ネットを張って完成!
ようやく皆さんの想像するような「足場」になってきました!この頃にはもう日が暮れています。(笑)
一見シンプルそうに見える足場掛けですが、職人の命を守り、細部まで登り回るために大切な工具。しっかりかけると丸一日なくなってしまうんですね。
ここからようやく「施工」に入ります!
>次の作業|高圧洗浄(岐阜県羽島市/G様邸)