2020.12.02
1階と2階で違う種類の塗装をするための塗装前の養生作業
本日は、無事にシーリング工事も完了致しましたので、塗装工事を行う前の施工をしてきました。
塗装工事を行う前に養生作業(窓にビニール)を貼ったり床に敷物をしたりしてきました。
本物件の塗装内容が1階がクリアー塗装2階が通常の塗装です。
異なった種類の塗装を行いますので、通常の養生では対応できません。
クリアー塗装ですので、他の部分を塗ったお色が付いてはいけないのです。通常の塗装であればタッチアップ(修正)すれば問題は無いのですが、透明な塗料ですのでタッチアップが出来ないのです。
弊社では、手間がかかりますがクリアー塗装を行う部分全てに上記写真のように全て養生にて覆わせて頂いております。
簡易的に養生を足場に引っ張って傘を作る事も可能ですが、万全の状態の方が良いと判断しておりますので採用しておりません。
屋根板金笠木の釘が浮いてしまっている部分を金槌で打ち直しを行いました。
その後ケレンを行い。下塗りへと続きます。
こういった細かいところまでケレンをする事が大切です。ただ単に深い傷を付けるのではなく細かいすり傷になるようケレン工具も適したものを選択しないとダメです。
白色が使用いたしました、下塗り・関西ペイント・スーパーザウルスです。
錆止めにも用意されている色が何色もあります。上塗りの色に合わせて下塗りの色も臨機応変に変更をしていかないといけません。
薄い色にて仕上げるのに、下塗りを赤さび色にしてしまっては赤さび色が上塗りの色に透けてしまうからです。
樋と屋根の間にある唐草と呼ばれる板金部材の所にも下塗りを行います。
樋の受け金具にも当然ながら下塗りを行いました。
完成してしまっては分からない部分ではありますが、だからこそ丁寧に細かい作業を行う必要があります。
2020.12.26
1階部分はクリアーで塗装|化粧シーリング目地を設けるのに1週間ほど置きます
かねてより施工させて頂いておりました。岐阜県羽島市S様邸の施工が完了して足場を取り外してまいりました。
1階部分はクリアーにて塗装でしたので、化粧シーリング目地を設けるため塗装が完了した後1週間ほど空けさせて頂いておりました。
塗装をした直後(手には塗料が付かない)に施工を行うと、シーリングテープの糊の作用にてその部分だけ艶が引けてしまったり白ぼけてしまったりするため、適切な期間を設ける事が非常に大切になります。
予めお客様にはご説明をさせて頂いております。
不具合が起きにくい施工管理をする事が塗装工事では大事になってきます。
写真ではクリアーの艶加減が分から無いのが、少しだけ寂しいです。
お客様にも非常に喜んでもらえて、弊社としても非常に嬉しく思いました。
2024.03.04
足場を解体して引き渡しを行いました。
色あせていた部分も企業様の指定カラーで綺麗に仕上がりました。
足場解体時にぶつけないように、注意して作業を行います。
2020.12.09
FRPのベランダ防水工事|コーディング材はオートンウレアックスHG
次の記事まで、間が空きまして申し訳ございません。
外壁・屋根の塗装工事が無事に終わり続いては手直しとベランダ防水工事が始まりました。
防水工事にも色々な種類・工法がありますが、今回はFRPのベランダだった事と傷みがそこまで酷く無かった為、オートン化学工業様のオートンウレアックスHGを使用しました。
FRP面の研磨・アセトン拭きが無く施工出来るため粉塵による対策が必要ない事や耐久性に優れているため採用させて頂きました。
匂いが独特で強めなため注意が必要です。
さて、施工工程を見ていきましょう
室外機を馬と呼ばれる台座を使って持ち上げてから、再度の掃き掃除を行った後にプライマーと呼ばれる下塗りを行います。
プライマーの乾燥後(30分以上当日以内)に防水層の1層目を施工します。
ローラーで塗れない部分は刷毛にて先行塗りを行います。
もし、プライマー塗布後、天気の急変などで1層目が施工出来ないときは後日、再度プライマー塗布をしてから行います。
それくらい、プライマーと防水層の1層目の関係は重大なのです。
2層目を塗布して完了になります。
2層目を塗布する際も注意点があります。1層目塗布から3日以内に施工しないと層間剥離を起こしてしまう可能性があるため、いかに守れるかが重要です。
明日は室外機の馬を外して、馬があった場所を再度防水工事を行って完了になります。
2021.02.09
ウレアックスHGでベランダ防水工事|FRPの上に研磨・溶剤拭き上げ無しでも密着します
FRPの上にウレアックスHGを施工する様子
ウレアックスHGはFRPの上に研磨・溶剤拭き上げが無くても非常に強力に密着する材料です。
ただ、下塗りのプライマーが非常に強い臭いがするため注意が必要です。
プライマーを塗布後・中塗りまで行いました。
ウレアックスHGとは
FRP防水の改修用塗材で表面保護機能+防水機能を持ち合わせた、ハイブリッド防水コーティング材です。
20年以上の耐候性があり、衝撃に強い塗膜を形成します。
軽量で強度が高い・摩耗に強い・工期が短いなど多くのメリットがありますが、劣化するとひび割れが起きたり紫外線で傷むなどのデメリットもありますので定期的なお手入れは必要になります。
2020.11.29
オリエンタル塗料工業のカラーベスト補修材(浸透型エポキシ樹脂)で屋根の下地のヒビ割れを補修
本日は日曜日でしたが、お客様の許可を頂いて屋根の下地補修を行ってまいりました。
塗装前に行う下地補修なので、どうしても工程の都合によって日曜日に施工させて頂けると大変助かる場合がありますので、お客様の許可を頂ければ補修にお伺いさせて頂いております。
所要時間としては、半日かかるかかからない施工内容です。
屋根(カラーベスト)の下地補修って何をするの?と疑問に思われるポイントだと思います。
どうしてもカラーベストの特徴としてヒビ割れ・欠けなどが発生してしまっているのでその部分を下地補修にて直す作業をします。
昔は、ヒビ割れの補修といればヒビ割れの上からシーリングを行うだけだったのですが、どうしてもシーリングが薄くでしか施工が出来なく耐久性に難色をしめす補修しか出来なかった経緯がありました。
補修材を色々と塗料販売店様・メーカー様の方々と色々なお話をさせて頂き弊社ではシーリングに余り頼らない補修方法を行わせて頂いております。
補修の写真を下記に掲載いたします。
この様に、浸透型のエポキシ樹脂を塗布をしヒビ割れを埋め更に周囲の健全なカラーベストと強固にくっつける補修を行っております。
使用する材料も、オリエンタル塗料工業様のカラーベスト補修材を使っております。
オリエンタル塗料工業様の知名度は一般的には余り高くはありませんが、塗装屋さん・材料販売店様から言いますと、屋根塗料のエキスパートと言われる存在です。
状況によって使用する材料の選定・メーカー様の選定は今までの経験などが重要になってくると思います。
下地補修と言うのは大事な作業工程ですので、どういった内容にて補修をするのか非常に重要です。
2020.12.11
カラーベスト(コロニアル)屋根の高圧洗浄|ヒビ割れはエポキシ樹脂で埋めます
新しい物件が開始致しました。
外壁・屋根塗装工事の施工内容です。
高圧洗浄は終ってからの下地処理などの開始です。
屋根はカラーベスト(コロニアル)ですので、まずはヒビ割れの補修から開始です。
どうしてもカラーベストの特徴といたしまして自然とヒビ割れが発生してしまっています。
エポキシ樹脂を塗布してヒビ割れを埋めるとともに、周りともしっかり固めて元通りの状態に戻します。
ヘアークラックと呼ばれる細いクラックにはこの施工内容が一番適していると思います。
その後、下塗りを開始致します。
各所ケレンも行いました。
鉄部・樋のケレンですが、目が粗すぎてもキズキズになってしまうため、足付けに適した道具を使う事が大切です。
2023.08.01
カラーベスト(コロニアル)屋根は下塗りが重要|スーパーシャネツサーモFで施工します
シーリング工事も完了して、屋根塗装を始めていきます。
カラーベスト(コロニアル)屋根は下塗りが重要です。
今回はスーパーシャネツサーモFを施工しますので、下塗りもサーモテックシーラー(グレー)を使っております。
よほどのことが無い限り、下塗りと上塗りは同じメーカーの物を使用します。
汗が落ちないように気を付けて施工しないといけないため、夏場は大変です。
関連記事
コロニアル屋根って何?特徴や耐用年数、メンテナンス(塗装・塗り替え)方法まで解説!