ご相談はこちらから 058-337-0840

blog

養生の次は軒天(ケイカル板)からの施工順序で進めております

岐阜県大垣市H様邸 塗装工事

2024.02.29

  • 施工箇所
    軒天
  • 塗料
    ワイドシーラー アレスダイナミックノキエ

軒天とは、屋根の外壁から突出した部分の天井を指し、家の外観において重要な役割を果たします。

ケイカル板はケイ酸質原料、石灰質原料、補強繊維を主原料とする建築材料で、特に水回りなどの内外装に用いられる耐水性に優れた材料です。

塗装工程は以下の通りです。

  1. 下塗り(ワイドシーラーの施工):最初に、ワイドシーラーという接着用塗料を塗装します。この水系の塗料は、既存の塗膜との密着性に優れており、火気や溶剤臭の心配がないため、改修工事に最適です。一液型でエポキシ含有のカチオンシーラーのため、元々の塗料に悪さ(縮み)をせず使用でき、付着も良好です。

  2. 軒天専用塗料の施工:下塗り後、軒天専用のアレスダイナミックノキエを塗装します。この水性反応硬化型アクリルシリコン樹脂系塗料は、軒天井や上げ裏の問題を解決するために特別に設計されています。優れた付着力で下地や旧塗膜をしっかり掴み、隠蔽性が高く、塗膜の膨れや剥がれを防ぎます。さらに、害虫が寄り付きにくくなる効果もあります。

 

軒天の塗装は、通常白色が多いですが、建物の外観バランスを考慮して、時には少し色を濃くして施工することもあります。この工程では、何よりもバランスが重要であるとされています。

このように、軒天の塗装工程では、耐水性が求められるケイカル板の特性に配慮しつつ、建物全体の美観を考慮した選択が必要です。

最適な下塗り材の選択から、機能性と美観を兼ね備えた専用塗料の適用に至るまで、細部にわたる注意と技術が要求される作業です。

 

 

下塗り

下塗り

中塗り

中塗り

上塗り

上塗り

この記事を書いた人

馬渕塗工 代表 馬渕高広

馬渕塗工 代表 馬渕高広

保有資格:一級建築塗装技能士、有機溶剤取扱主任者講習、足場の組み立て等作業主任者、一級樹脂接着剤注入施工技能士、IAU 無人航空機操縦技能講習

お客様の声

お客様の声

今回、依頼をさせていただいた決め手は、最初にホームページを見た際に、実直で信頼できる印象を受けたためです。
実際に相談した時の印象も、明確な根拠に基づく説明と柔軟な提案をしていただき、一番心配だった金額の部分も詳細な見積書を出して頂き、当初の印象が確信に変わりました。
施工していただいた後は施工時の対応も含め、責任ある工事をしていただけたと感じ、安心して任せることができ、お願いして本当に良かったなと感じております。

大垣市 W様

webからのお問い合わせでご成約の方に限り、お見積もりから5%OFF!まずはお気軽にご相談ください。
ご相談例

「見積もりがほしい」
「塗替えのタイミングについてアドバイスがほしい」
「ちょっとした工事も大丈夫?」
など

親切、丁寧な対応を心がけております。疑問や悩み事など、なんなりとご相談ください。

例:80万円の塗装工事の場合、5%分(4万円)をお値引きさせていただきます。

馬渕塗工 代表 馬渕 高広(まぶち たかひろ)

わたしが塗装工事に携わって、
2019年には20年目になります。

この20年の歳月の中でも、
大小さまざまな変化がありました。
塗料の種類・今だからこそ塗れるようになったもの・
職人に求められる能力……
新しい常識に遅れを取らないよう、今日も勉強し、
知見を深めつづけています。

時代とともに変化する部分も多々ありますが、
職人として、
「塗装工事を頼んで本当に良かった」とお客様に言っていただけるよう、
考えて行動する姿勢だけは変えず、今後も最善を尽くしてまいります。

保有資格

一級建築塗装技能士、
有機溶剤取扱主任者講習、
足場の組み立て等作業主任者、
一級樹脂接着剤注入施工技能士、
IAU 無人航空機操縦技能講習

ビジネス雑誌 Qualitas 馬渕塗工 馬渕高広