2021.02.09
ウレアックスHGでベランダ防水工事|FRPの上に研磨・溶剤拭き上げ無しでも密着します
FRPの上にウレアックスHGを施工する様子
ウレアックスHGはFRPの上に研磨・溶剤拭き上げが無くても非常に強力に密着する材料です。
ただ、下塗りのプライマーが非常に強い臭いがするため注意が必要です。
プライマーを塗布後・中塗りまで行いました。
ウレアックスHGとは
FRP防水の改修用塗材で表面保護機能+防水機能を持ち合わせた、ハイブリッド防水コーティング材です。
20年以上の耐候性があり、衝撃に強い塗膜を形成します。
軽量で強度が高い・摩耗に強い・工期が短いなど多くのメリットがありますが、劣化するとひび割れが起きたり紫外線で傷むなどのデメリットもありますので定期的なお手入れは必要になります。
2024.01.30
養生が終わり下塗り(ダイヤセラトーシツプラスなど)から始めていきます
岐阜県揖斐郡M様邸 塗装工事
必要ない部分に塗料が付かないように養生作業が2日ほどかかりましたが完了しました。
軒天・破風・鼻隠しにはダイヤワイドシーラーホワイトを使い下塗りを行いました。
ダイヤワイドシーラーホワイトはカチオン系でありエポキシ材が入っているため、脆弱な下地を強化しつつ接着力が高められる塗料です。
外壁(ALC)にはダイヤセラトーシツプラスを使い下塗りを行いました。
ダイヤセラトーシツプラスは無機系透湿フィラーであり、ALCなどの気泡が入っている外装材を塗装する際に熱による蓄熱膨れを軽減できる塗料です。
塗装箇所によって下塗りの材料が変わるため、適切な下塗りを使い施工することが大切です。
2024.03.11
オートンイクシードを使いシーリング打設と均し作業です
岐阜県岐阜市T様邸 塗装工事
塗装作業ではまず、プライマーを塗布します。プライマーは、塗料と製品の間の密着を強化し、耐食性を高めるための下塗り材です。これにより、塗装の持ちが良くなります。
その後、オートンイクシードという特殊なシーリング材を使った工程に入ります。オートンイクシードは「LSポリマー」という特殊高耐久ポリマーを配合しており、従来の材料に比べて類を見ない耐久性と耐候性を実現しています。このシーリング材を適用後、均等にならす作業を繰り返して、作業を完了させます。
シーリング工事は、見た目ほど簡単ではありません。適切な厚みを確保しつつ、均一に施工するためには、施工する際の手の動きが非常に重要になってきます。
オートンイクシードの欠点としては、乾燥時間が長いことが挙げられます。硬化が早いシーリング材が3日程度で硬化するのに対して、オートンイクシードは約1週間かかります。しかし、その待ち時間を補って余りある耐久性と耐候性を提供してくれるシーリング材です。
「シーリング工事の重要性」については、下記記事でも詳しく解説しています。
関連記事:『【プロが解説!】シーリング工事って何?気密・防水性を高める外壁工事を解説!』
2022.01.01
オスモ&エーデル マイスター認定
オスモ&エーデル社は木部塗装用の自然塗料を販売しているメーカー様です。
この度、木部塗装の知見などを認められマイスター制度において認定を受ける事が出来ました。
木部塗装(保護)とは一般的な塗装とは違いどこまででも手を掛けて施工する事も出来てしまいます。
お打ち合わせの中、ヒアリングをしてどこまで施工範囲を広げるのかをお聞きしてご提案させて頂いております。
盾も木で出来ており、木部専用自然塗料を製造しているメーカー様ならではと思いました。
室内木部・外部木部でお困りの事がありましたらお気軽にお問い合わせください。
2020.11.29
オリエンタル塗料工業のカラーベスト補修材(浸透型エポキシ樹脂)で屋根の下地のヒビ割れを補修
本日は日曜日でしたが、お客様の許可を頂いて屋根の下地補修を行ってまいりました。
塗装前に行う下地補修なので、どうしても工程の都合によって日曜日に施工させて頂けると大変助かる場合がありますので、お客様の許可を頂ければ補修にお伺いさせて頂いております。
所要時間としては、半日かかるかかからない施工内容です。
屋根(カラーベスト)の下地補修って何をするの?と疑問に思われるポイントだと思います。
どうしてもカラーベストの特徴としてヒビ割れ・欠けなどが発生してしまっているのでその部分を下地補修にて直す作業をします。
昔は、ヒビ割れの補修といればヒビ割れの上からシーリングを行うだけだったのですが、どうしてもシーリングが薄くでしか施工が出来なく耐久性に難色をしめす補修しか出来なかった経緯がありました。
補修材を色々と塗料販売店様・メーカー様の方々と色々なお話をさせて頂き弊社ではシーリングに余り頼らない補修方法を行わせて頂いております。
補修の写真を下記に掲載いたします。
この様に、浸透型のエポキシ樹脂を塗布をしヒビ割れを埋め更に周囲の健全なカラーベストと強固にくっつける補修を行っております。
使用する材料も、オリエンタル塗料工業様のカラーベスト補修材を使っております。
オリエンタル塗料工業様の知名度は一般的には余り高くはありませんが、塗装屋さん・材料販売店様から言いますと、屋根塗料のエキスパートと言われる存在です。
状況によって使用する材料の選定・メーカー様の選定は今までの経験などが重要になってくると思います。
下地補修と言うのは大事な作業工程ですので、どういった内容にて補修をするのか非常に重要です。
2020.12.11
カラーベスト(コロニアル)屋根の高圧洗浄|ヒビ割れはエポキシ樹脂で埋めます
新しい物件が開始致しました。
外壁・屋根塗装工事の施工内容です。
高圧洗浄は終ってからの下地処理などの開始です。
屋根はカラーベスト(コロニアル)ですので、まずはヒビ割れの補修から開始です。
どうしてもカラーベストの特徴といたしまして自然とヒビ割れが発生してしまっています。
エポキシ樹脂を塗布してヒビ割れを埋めるとともに、周りともしっかり固めて元通りの状態に戻します。
ヘアークラックと呼ばれる細いクラックにはこの施工内容が一番適していると思います。
その後、下塗りを開始致します。
各所ケレンも行いました。
鉄部・樋のケレンですが、目が粗すぎてもキズキズになってしまうため、足付けに適した道具を使う事が大切です。
2023.08.01
カラーベスト(コロニアル)屋根は下塗りが重要|スーパーシャネツサーモFで施工します
岐阜県岐阜市A様邸 屋根塗装 ~下塗り~
シーリング工事も完了して、屋根塗装を始めていきます。
カラーベスト(コロニアル)屋根は下塗りが重要です。
今回はスーパーシャネツサーモFを施工しますので、下塗りもサーモテックシーラー(グレー)を使っております。
よほどのことが無い限り、下塗りと上塗りは同じメーカーの物を使用します。
汗が落ちないように気を付けて施工しないといけないため、夏場は大変です。
関連記事
コロニアル屋根って何?特徴や耐用年数、メンテナンス(塗装・塗り替え)方法まで解説!
2020.11.27
カラーベストの屋根の下地処理。塗膜の剥離を防ぐには高圧洗浄が大切
岐阜県羽島市S様邸 施工開始しました
朝晩の冷え込みと日中の気温差が激しい日が続いていますね。
さて、本日より岐阜県羽島市にて施工が開始しました。
まずは、高圧洗浄にて汚れを落とす事から始めます。
一番最初に始める下地処理の工程になります。読んで字のごとく高圧洗浄ですので、ただ単にお水をかける作業とは違います。
屋根材がカラーベストと呼ばれる材質でしたので、高圧洗浄もより一層注意深く行う必要があります。
苔・カビは勿論の事劣化してしまっている表面も洗い流す事が重要になります。
特に軒先・小口は洗い忘れが多い部分になるので最重要点です。
下記は小口の部分の写真です。
汚れや・苔が綺麗に洗い流されているのが分かると思いますが、これが非常に重要ポイントです。
次は表面の写真です。
高圧洗浄後は、この様に表面の脆弱層が流れ落ち素地が出てきて白くなります。
洗い方が不十分だと、塗膜の剝離に繋がります。
汚れがどんどん取れていくのは洗っていても気持ちが良いものです。
続いての工程は、シーリング工事に繋がっていきます。