2024.04.11
アスファルトシングル屋根の、ベランダ防水工事を行います
屋根材がアスファルトシングルと呼ばれる物で施工されていたので、表面の小石が落ちてきても大丈夫なようにマスカーを使い簡易な屋根を作る事から始めます。
アスファルトシングルは、北米で広く使用されている屋根材の一つで、日本でも建築基準法の改正によって使用が認められるようになりました。ガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付け接着してあるのが特徴です。
シート状で扱いやすく、複雑な屋根形状にも施工できます。
また、石粒の色によってさまざまなカラーバリエーションがあるので、洋風な家だけでなく、和風の家にもマッチします。
マスカーは、養生シートとマスキングテープが一体となった養生資材で、塗装する際に汚れを防ぐのに便利なアイテムです。この作業は必須で、塗装を行う上で欠かせません。
次に、既存の屋根材がFRP(繊維強化プラスチック)だったため、専用プライマー(接着剤)のOP-55Fを施工しました。
FRPは、プラスチックにガラス繊維や炭素繊維を分散させて強度を高めた材料で、軽量で耐熱性、耐候性、耐薬品性、断熱性に優れています。OP-55Fは、FRP対応特殊プライマーで、サンディングやアセトン拭きなしでFRPに防水トップの塗り重ねを可能にする画期的な製品です。
当日の気温が20度近くだったので、オープンタイム(次の工程までの待ち時間)は20分でした。
中塗りには、ウレアックスHGを使用しました。これは、既設FRP防水の改修用塗材で、表面保護機能と防水機能を兼ね備えたハイブリッド防水コーティング材で、20年以上の耐候性があり、衝撃に強い塗膜を形成します。
塗り残しがないよう、地面に頭を置きながら目視で確認しながら丁寧に塗装しました。
5時間30分後に上塗りを施工し、無事に完成しました。
ただし、今回は気温が高かったため一日で施工できましたが、冬場など気温が低い時は2日に分けて行う必要があります。
2023.03.07
岐阜県瑞穂市Y様邸 ベランダ防水 水切り塗装
寒暖差と花粉に悩まされている今日この頃です。
温かくなってきたため、塗装していても進み具合が良い感じに思えます。
さて、本日はメインのベランダ防水を行いました。
ウマと呼ばれる架台でエアコン室外機を持ち上げます。
これで、室外機の下も施工が出来ます。高圧洗浄がしてあっても先ずは箒で掃除からスタートします。
その後に、プライマー(接着剤)を刷毛とローラーで施工していきます。
プライマーが非常に重要で塗り残し・塗布量に気を付けながら施工します。匂いが少々きついため慣れていないと臭いかもしれません。
刷毛で壁との取り合い・入隅部分を施工します。角は基本的に塗布量が少なくなるため刷毛と併用して塗布量が足りるように注意します。
5時間以上待ってから2回目の防水層を塗布していきます。2回目に骨材を混ぜて防滑仕上げとしています。
明日になったら、架台を外してエアコン室外機を元に戻し、架台の足元に穴が空きますので防水材を流して完成です。
水切りも、奥までしっかり施工します。
誰も覗かないと思いますが、奥まで施工して塗り分けてあると「良いね」と自分の中でグッときます。
出来る事は、拘りたいですよね。
いつものように、臭気パイプの金具で取り換えが出来る物はステンレス製に交換します。
ステンレス色になってしまいますが、今度から錆びる心配が無いのが理想だと思いうため交換です。
明日に手直し清掃をして完工予定です。
2022.02.09
岐阜県羽島市S様邸 ベランダ防水
ベランダの防水工事を施工しました。
室外機の下は、どの様に施工するのですかと多くのご質問を頂いておりますのでこの場を借りてご説明します。
ウマと呼ばれる道具を使い室外機を持ち上げプラスチックの台を外して施工しております。
ウマを外した時に出来る跡は補修して防水を施工していきます。
最後に外に出ないといけないため、考えて施工しないと大変なことになります。
2022.05.06
岐阜県岐阜市M様邸 ベランダFRP防水
本日はベランダFRP防水も行いました。
研磨して下塗り→ガラスマット貼り付け→樹脂塗布まで進めました
明日は表面を研磨してトップコートを塗布して仕上げになります。